お邪魔致します!内丸えんぶり組さん☆
- Day:2018.01.21 22:50
- Cat:八戸
さて、そろそろマジメに書こうと思います。

special thanks UCHIMARU ENBURI team☆
メッチャ司会進行っていうか歌が上手過ぎて本当に感心してしまう!!!
さて、「八戸えんぶり」が来月と迫っていますね。
もうね、私は2,3カ月前から・・・ってかだいぶそれより前からウキウキドキドキが止まらないのです。
小さい頃2月ってただ寒いだけの月だと思っていたんですが、4年前から毎年2月はとても特別な月になった。
今回縁あって、とっても貴重な経験をさせていただきました。
三十何組もある八戸えんぶりの中の一組、「内丸えんぶり組」に今回お邪魔する事が出来ました。
実は、「内丸えんぶり組」は最初に4年前に初めて「八戸えんぶり」を見た時に、一番目をひいた組でした。
だって、子供達の衣装が凄く派手でどうしても見てしまう!
実はそう思って気にしていたえんぶり組でした・・・
今の時期、「内丸えんぶり組」では演舞に使用する道具とかの修理(?)再生(?)生き返る(?)そんな感じでもしかしたら凄く邪魔だったかもしれないのに、快く受け入れて下さいました。

あ、すいません・・・(-"-)
「内丸えんぶり組」さんの名前の上のひし形の形がちゃんと入っていない事をお許し下さい・・・
んでもって・・・
おはようございま~す!!おじゃましま~す!!

初めてえんぶり組の「宿」におじゃましたので、興味あるモノがいっぱい!!

終始息を飲んで見つめる事しばしば・・・

うお!采配棒って、こんなにいっぱいあるもんなの???
しかも、なんと恵比寿舞の竿!!

玄関先ではジャンギが光る・・・
親方さん 「こっち見るが?スリッパ履いて来い」
と、声を掛けられ付いて行くと・・・

うわ~~~・・・(感動)
なんと、個人の荷物や道具がいっぱい!!

新しい・・え~~っと、これは「つまご」って言いますか?

こんな貴重な所を見せて戴いて、本当に恐縮です。

周りを見ると本当に手作りいっぱいの手作り満載の宿です(笑)

綺麗な深い緑のハッピが・・・どうしましょう・・・着たい衝動にかられる(爆)

まさかこんなに真近でこの内丸の衣装を目にする事が出来るとは・・・

鮮やかな衣装が 「今か、今か」と出番を待っているように何か声が聞こえてきそう・・・

とっても、緻密な作業が続きます・・・

この絵、凄い・・・
そして、この年代モノの写真・・・この時代のこの祝福芸を見たかった・・・

年代モノの扇風機の横には、いつも御前えんぶりなどで「えんぶりとは?」で、親方さんが説明する時に使う本物の「えぶり」

ゴミ箱の中は宝の山・・・

ここで同行のやすお氏が・・・「これをハッチで100円で売るとか・・・(爆)」
ああ~~~・・・、私は買うっす!!!
そして、なんだかグッと来る言葉・・・

いらなくなった長くつを「内丸えんぶり組」ならではのやり方で、演舞用に変身して行く・・・

どうやら、この作り方は 「特許」 を取ってるらしいです(爆)

終始、笑いの絶えない宿です♪

それでも、作る人の責任でちゃんとやっている・・・

真面目に細かい作業をしています・・・

皆さんの努力が、素晴らしい祭りを作り上げて行くんですね・・・

これが出来あがって行く様を手伝いたくなる衝動を抑えつつ・・・ってか失敗して邪魔したら目も当てられない(爆)

大事な烏帽子の立て髪はクリップで押さえておきます・・・

真剣な場面でなぜかシャッタースピードが遅くなっていて・・・いつの間に???も~~!(怒)

いっぱいに広げられる「はばき」

簡単な作業じゃないです・・・本当に大変です・・・

片づけながら作っていきます・・・

おや???お昼の準備も始まるらしいです♪

うふふふ・・・

ちゃんとした口上があります!
これはちゃんと見ておきたい!ちゃんと覚えられる!

こうやって、次の世代に伝えられていくんだね・・・

大事に丁寧に作って行きます・・・

大きい針を持つ手は縁の下の力持ち・・・

何度も何色か確認する大変さ・・・

きちんと揃えて貼っていく・・・

元々、昔は内丸って地区は田んぼがない地区だったそうです・・・

内丸の親方さん曰く、昔は長男が田んぼを相続することになる為えんぶりでは長男しかえんぶりに参加する事は出来なかったそうです。

長男が家を継ぐ為、二男や三男は他の地区に行ってしまうけどやっぱりえんぶりがやりたくなるそうです♪
よく見ると、恵比寿様が田植えの人達を上から見守っています!

なので古く歴史のあるものは長男がやるながえんぶりになって、新しい地区で作ったのが次男や三男坊が作ったどうさいえんぶりになったそうです・・・
地図で印を付けるとどこの地区がながえんぶりで古くて、そこから周りにどうさいえんぶりが広がったか分かるそうです。
あ、間違ってたら訂正を誰かお願いします・・・特にやすお氏、お願い(爆)

よく見ると、その烏帽子の中の絵には「内丸」の文字♪

一番古いと言われる烏帽子を触っていい・・・とお許しがあり・・・

これは昭和47年ですが、実はもっと古いのがあってピントがあってなかった・・・(泣)
コレはまだ新しいですが、古いモノは中に貼る紙が昔はなかったので台帳などを使ったものでした・・・
お見せ出来なくって残念(泣)

細かい・・・一センチもない、内丸のひし形を細かい作業で飾っています。

段々出来て来る、カスタム長くつ(苦笑)

あえて、撮影用に少し角を付けて動かせていただいて撮りまくりです(苦笑)
おっと!恵比寿舞の竿をどうしますか!

ふふふ・・・内丸といえば、今年もあの祝福芸のお父さんを見れるんだろうか・・・

そうそう、この写真の右側に写ってる青い大人用の長くつですが・・・

誰のものか分からず・・・勝手に演舞用にされる図(爆)

段々と出来ていく、「采配棒」・・・これを塩町は「ジャハライ」or「ジャラハイ」って言うそうです・・・

そして、一番ここで偉い人だそうです・・・
実は「は!いった~!手切った~!」ってなったんですが・・・
P 「あの~!大丈夫ですか?」
て声をかけるんですが・・・
親方 「顔も厚いんだけど、手の皮も厚いみてーだ(爆)」・・との事・・・

この親方が直す恵比寿舞の竿はなぜか西日が当たって綺麗に光る・・・

カッタ―を使用して以前の飾りを外す・・・

こちらも徐々に出来始める・・・

君はかぐらもやるんだっけ?今年注目したい上組町は君の後輩君が頑張るみたいね・・・これは見なきゃ・・・
だって、上組町も目がだいぶ離せない(爆)

恵比寿舞の竿の中は本当に竹の竿!

採った後は乾かして使わないと上手くしならないらしく、すぐ折れちゃうようです。

こんなにいっぱい邪魔したのに~・・・

快く迎えて下さって本当に有り難うございます!!

最後に美味しい、自衛隊式のカレーをメッチャ戴きました!!
ご飯の量も自衛隊式でだいぶ多かったです(笑)
私、この半分のご飯の量で良かったのですがせっかくの御馳走なので時間をかけて少しづつ全部食ったぜよ!
男盛りなのでジャガイモも大きくって、ジャガイモのそのものの美味しさが口の中いっぱいに広がる♪
肉も豚バラだったようですが、ブロックの豚バラを使ってた模様で肉の脂の旨みが絶妙♪
主婦は金銭的なものを考えてどうしても、細切れになるんでこんな美味しい豚バラのカレーを本当に美味しく戴きました!
このカレーを作ったダンディさん、家でもご飯作ってるそうで素敵な旦那様ですね~・・・!
うちの相方氏は忠実に忠犬ハチ公のように・・・「待て」してます(爆)

帰りに挨拶をして玄関を見ますと、誰の長くつか分からないあの長くつのなれの果て(苦笑)
しっかりえんぶり用☆

楽しい時間を過ごさせていただきました!
こんな時間滅多にない!
心からの感謝を込めて、今年の八戸えんぶりはだいぶ違った気持ちで見る事になる・・・
いつもはただの憧れでおのぼりさんで見てた「八戸えんぶり」でした・・・
今は、だたのブロガーではなく人と人から人への繋がりと感謝の気持ちで・・・
これでまた、好きなえんぶり組が嬉しく増える♪
また美味しいカレーを食べに行きたいのでまたお邪魔する事を許して下さい!
私に出来る事は、伝統を伝えて繋げる事に協力出来てるかな~?
「八戸えんぶり」は、2月17日~20日まで!
この短い期間をいかに自分なりに伝えられるか・・・
まだまだ好きなえんぶり組がいっぱいなので、私なりに伝えられたらコレ幸い・・・
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