良い事をしたくて~・・・ちょっとだけ奥入瀬
- Day:2012.06.16 22:06
- Cat:八甲田 十和田湖 奥入瀬渓流

奥入瀬に綺麗な鳥を撮りに出かけました

ってか、なかなかそんな綺麗な野鳥には会えるわけもなく・・・ポン太さんのブログで失礼極まりない発言をしたんで、お詫びに奥入瀬に出かけましたが野鳥なんてどうやって会えるんですか


うん、ISOで撮るより自然の中にいる時は風景をモードにして撮った方が綺麗にこういう場合は写るのね~・・・って一人で納得して撮ってたら・・・

休屋から子ノ口方面に車を走らせて、色々川とか滝とか撮りたかったんですが、銚子大滝を過ぎた辺りの川を撮ってる最中に年配の綺麗な50代前半くらいの素敵マダムに会いました。
私が川の写真を撮ってるとマダムが「あの、バスの停留所はまだですか?だいぶ歩いて来たんですが・・・」と、ハァハァ息切れをしながら私に尋ねます。
P「え~と・・・たぶんもうすぐだと思いますが・・・よく分かりません・・・」
マダム「ホントに随分歩いて来たんですが、なかなかバスの停留所に着かなくて・・・もうだいぶ疲れて・・・まだですかね?」
・・・・え???だいぶ歩いて来てなかなかバスの停留所に着かない???
多分この私が向かう先はほとんどバスの停留所はないはず・・・
でも、確かさっき通り過ぎた銚子大滝の辺りでバスが停まるトコ見たからもう少し行けば大丈夫なはず・・・でも、どのくらい車で走ったか・・・・
P「スミマセン、私車なんでよく分からなくて、多分もうすぐですよ。頑張って下さい!!」って見送りましたが・・・
遊歩道を好きで歩いて来た割には、顔色が青白く悪いように思えて・・・なんか心配になり・・・
車に乗り込みバックしました。
フラフラ歩いてるさっきのマダムを見つけ窓をあけて叫びます。
P「あの!乗りますか?」
マダム「いいですか!スミマセン!」
実は歩いてる反対方向に行きたくて・・・でもバスの停留所まででいいですから・・・
そう言ってる割には元の道に戻りたそうにしているので・・・
P「いいですよ。私、時間があるので送って行きますからどこですか?」
と聞くと十和田温泉郷に泊まっているとの事。
しばらくマダムのマシンガントークを聞きながら色々聞いてると、どうやらお一人様で出張で盛岡まで来てついでに10年ぶりに十和田まで足をのばした模様。
出身は九州博多と言ってました。
え~~~!!!一瞬にしてうさぎ屋さんを思い出し、九州って言ったら良い温泉がいっぱいじゃないですか!って言ったら、
マダム「それがね、やっぱり近いとそうそう行かないのよね~。遠くに遠くに行っちゃうのよ~。」との事。確かに、それはよく分かります。
マダム「今日はね、私は仕事だけど主人は家で動物とゆっくりしてるはずなの~。」
私の結婚指輪を見たのか家の話をし始め、「私もですよ~!私も仕事をしてて今日は一緒に仕事も休みなんですが、いつも旦那に投げられてる感じなんです~!」と言って、しばしマダムと主婦の会話に花が咲き(笑)
ってか博多マダム、「旦那に投げられてる」て意味分かったのかしら・・・なんか無言でしたが・・・
話し過ぎでどこまで来たか分からなくなり・・・マダムが「あれ、私ここも歩いて来たかしら・・・でも、こんな遊歩道もないトコをあるいたのよね・・・二時間は歩いたのよ・・・」
P「二時間????ホントですか?地元の人でもなかなか歩かないですよ~!信じられない~~~!!!」
マダム「そうよね、信じられないわよね。私もよく歩いたわ・・・っていうかこんな所歩いたかしら・・・」
・・・マダム、あまり人通りもなく不安になり・・・実は私もなんか不安になり・・・そうこうしてる間に奥入瀬渓流ホテルが見え、スタンドが見えるとマダムが急にまた元気になり、「あ!!!そうそうココからバスに乗ったの!!お昼にここのカフェでピザ食べて!」
P「へ~、ここのピザ美味しかったですか?」
マダム「そう~!美味しかったのよ~!!」
なんか凄いウケまして(笑)
マダム「なんか悪いわね~

p「え!!!森のホテル!知ってる~!先々月、ランチで行った事があって、良いホテルですよね~☆」
マダム「・・・・そう?・・・・」
・・・うわ・・・森のホテルさん、勿体無いですからいくら出張中のお客様とはいえ、もう少し県外の旅行客に力を入れましょう・・・ホントにランチは絶品ですから!!!
そしてマダムは温泉郷が近づくにつれ安心したのか「ここでね、ホテルの人に案内してもらったらいいんじゃない?とかタクシー使えば?とかアドバイスしてくれたの~!」とまたしゃべり始め、私も道が間違ってなかったという安心感でホッとしました。
私の森のホテルのネタ↓↓↓
http://code17.blog.fc2.com/blog-date-201204.html
ホテルの玄関に無事に着くと、マダムが「本当に何もお礼が出来なくて、あの、良かったら携帯の番号でも教えていただければ後日・・・」と言います。
見ず知らずの私の車に乗って緊張したのか、気を使ったのか、それとも山賊のように私に襲われるのかと思ったのか、それとも本当に具合が悪いのか顔面汗だくです。
P「いえ、実は会った時凄い顔色が悪かったんです。なので倒れるんじゃないかって気になって・・・せっかく青森に来ていただいたのにただ疲れて帰ったみたいなのは残念ですし、気をつけて帰って下さいね。なんもお礼とか気にしないで下さい。気まぐれですし、帰る途中でしたから・・・」
と言うと頭を下げてホテルに帰りました。
美人さんだったな・・・本当に博多美人だ・・・と思いながら、結局奥入瀬の写真は撮れませんでしたがなんとなく良い事をしたような気分になって、八甲田を周って帰りました。
きっとマダムは部屋でグッタリだった事でしょう・・・

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