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お尚

その日は夜勤明けで、家で寝てました。



突然の父親からの電話。



寝ぼけてましたが、聞いて頭が真っ白になり、



しばらくどうしていいか分からず考えてました。



突然の不幸が訪れて、



一気に気持ちが乱されました。



私は絶対出来ると思ってる事があります。



それは努力と気合いと根性次第で人生はどうにでも出来ると思ってる事と、



もういない大切な人には何があっても、



いずれ必ず会えると思ってる事。



なのに…



必ず、



会えない人が、



出来てしまいました…



頭が良くて、



何でも知ってて、



身内を誰より思ってて、

自分も協力する人で、



ふるさとを愛してる人で、



ねぶたが好きで、



「もつけ」だけど、飲まなきゃどんないい人よりもいい人で、



人の喜ぶ顔が好きな人で、



子供が好きな人で、



また子供の扱い方がハンパなく上手な人で、



そして……



いい事を数えあげたらキリがなくて…



何も力になれなかった自分が一番嫌で…



こんな事になるなら、



もっと優しくしてあげれば良かったって、今頃思ってて、



どうしても今の、私の心の整理がつかないのです。



数えあげれば、



キリがないくらい、



いいトコがいっぱいあって、



当然どんだけお世話になったか分からなくて…



思い出ばかりが走馬灯のようにかけめぐります。



まだ信じられないし、



ギャグだと思ってるし、



悪い夢だと思ってるし…



骨だって、スカスカになっちゃったけど、



重くて…



骨格だって、だいぶキレイで…



ねぇ…



楽になったの{ハテナ}



もう、お酒一緒に飲めないね…



本町に行った事なくて、初めて連れてってくれたね…



美味しいホルモン焼き食べさせてくれたね…



小泊のしょっぱい温泉にも連れてってくれたね…私は肌に合わなくてブツブツできちゃったけど…



もう、うまい歌聞けないし、



むかつくジョーダンも言って貰えないね…



年上の兄か姉が欲しかったから、



いてくれて嬉しかったのに…



私が返すような、力になれる事がなかったね…



それは私の罪です。



ただ、次はもっと人生をバカにするくらい、



次はもう少し、気楽に生まれ変われたらいいなぁ…と思います。



あなたは、



優しすぎたから…



賢こすぎたから…



人生に不器用すぎたから…



………



私の一生が終わった時、



迎えに来てくれる大切な人の中に、



必ずいて欲しい…



だから、



真っ直ぐ、真っ直ぐ、真っ直ぐ、真っ直ぐ…



道に迷わず、



光の方へ



寄り道しないように、



ちゃんと逝ってね…



頼りのない「いもうと分」で、



ごめんなさい。



逝く所に、ちゃんと逝けますように……


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